車いす生活になった作家・志茂田景樹が伝える、人生を楽しくする“たった1つの口癖”
● 「つまらない」を口癖にすると 人生がつまらなくなる 「つまらない」という言葉を使わないようにするだけで人生は変わる。 つまらないという言葉が口癖になると、次第にすべてがつまらなくなっていきます。今から、「つまらない」をイメージしない、つぶやかない、と決めましょう。 つまらないって言葉は、本当につまりません。 提出した企画書を上司に、 「つまらないね」 と、言われて突き返されたら、本当につまらなくなって落ち込みます。 でも本当は、「つまらないね」と言った上司が、もっとつまらないと思います。 どんなにつまらない企画書でも、よくよく読んでみれば、この部分はもっと工夫して練り直せばいい提案になるぞ、というところを発見できる。その部分を取り上げて、 「もうちょっと、ここを工夫すれば、光る提案になるぞ」 と、褒めて返せばいいのです。 褒めりゃ部下だって頭脳がフル回転するのに、逆に頭脳を萎縮させちゃったじゃないですか。 上司にとって、損失もいいところです。 つまらないって言葉は、言った人を負の領域に誘うのです。その領域に踏み込むとすべてがつまらなくなる。そして、つまらないが口癖になってしまうのです。 なにかでつまらないと言われても、気にしてはいけません。 きみの意識につまらない虫が棲みつくと、つまらないが口癖になるのです。すると、光ったもの、価値あるものが目に入らなくなります。 あぁつまらないつまらない、何をやってもつまらないという状態になったら、これはもう最悪です。 つまらないと言われたら、自分の好きなことや興味あることに熱中して、あぁ面白い面白いと喜んでお祓いをしましょう。 つまらないと人に言われても、気にしないようにしましょう。 つまらないと人に言わないように、気をつけましょう。 それだけで何ごとにも興味を持てて、面白がられて成長の気流に乗れるようになるのは間違いありません。 「つまらない」と、つぶやかないほうがいい理由がもう一つ。だんだん、つまらないところしか目に入らなくなると、「いいな」と思うことを見逃してしまうんです。 今から、すべて「いいな」でいきましょう。 「つまらない」と、よく口にする人を見ると、本当につまらなそうな顔をしています。 これって、よくねーです。 不動産会社に勤めていたときのことですが、つまんねーな、を口癖にする奴がいて、一回だけ一緒に飲みましたが、「つまんねーな」がやったら飛び出しました。