フリック「私とチャビの仕事ぶりを比較しても意味がない。あの頃と今で状況は違っていた」
10日のラ・リーガ第13節、バルセロナは敵地アノエタでのレアル・ソシエダ戦に臨む。前日会見に出席したハンジ・フリック監督は、自分たちと同じく攻撃的なフットボールを実践するソシエダに対して警戒感を表している。 「バルセロナはとても良いプレーを見せているが、私はソシエダのことも好きだ。彼らは自分好みのスタイルを有している」 「相手にとってバルサ戦はほかの試合と異なっている。スタジアム全体からソシエダのことを応援し、素晴らしい雰囲気が生まれるだろう。重要なのは自信とボールを持ってプレーすることにほかならない。ポゼッションをして、ボールを奪い返して、チャンスをつくり、それを物にしなければならない」 現在解説者を務める元フランス代表FWティエリ・アンリ氏は、バルセロナの今季の快進撃について「バルサの一時代を築き始めたのはフリックではなくチャビだ。チャビが若手たちを次々を登用した」「チャビが始めて、フリックがそれを継続させているということだ」とコメントしていた。これについて見解を求められたフリック監督は、こう返答している。 「私の仕事をチャビの仕事と比較するのはフェアじゃない。二つの状況は違っていた。私はいつだってチャビに大きな敬意を払っている。彼は偉大な選手だったし、偉大な監督だ。そして今は私がバルサで指揮を執っているんだよ」 「チャビは多くの若手たちにチャンスを与えた。それは彼の功績だ。そして私もその路線を踏襲している」