令和ロマン、史上初のM-1連覇!高比良くるま「次は審査員をやりたい」
漫才日本一決定戦「M-1グランプリ2024」の決勝戦が22日、テレビ朝日系列で生放送され、令和ロマンが史上初の連覇を達成した。ファイナルで5票を獲得し、バッテリィズ3票、真空ジェシカ1票を上回った。史上最多1万330組がエントリーした節目の第20回大会を制し、賞金1000万円をゲットした。 【写真】1位でファイナルに進出するも優勝を逃したバッテリィズ 高比良くるまは「去年の倍うれしい。マジでうれしい」と叫び、松井ケムリは「もう出たくないです」と喜んだ。ファイナルはファーストラウンド3位の真空ジェシカが1番手で狂気を絡めた歌ネタ、同2位の令和ロマンが2番手でタイムスリップをモチーフとしたコント漫才、同1位のバッテリィズが3番手でエースのアホ全開漫才を展開した。 かまいたち山内は「忙しい中で2本目をこんなに仕上げてくるとは圧巻」と、オードリー若林は「初めての審査で連覇を見られて良かった」と笑顔を見せた。最後はくるまが「次は審査員をやりたい」と締めくくった。 令和ロマンはこの日、パリ五輪柔道金の阿部一二三が引いたえみくじで、2年連続の決勝1番手となり、会場がどよめく中、名字をモチーフとしたじゃべくり漫才を展開。司会の今田耕司からは「ガチすぎる」と感想を伝えられたくるまは「さすがにあり得ないと思っていた。意味が分からなかった。マジで」と興奮の口調でながら「無我夢中で緊張はなかった」と手応えを口にした。97点を付けた海原ともこが「後のことは考えていない。カッコイイ」など、絶賛の声が相次ぐ中850点の高得点をゲット。ファイナル進出が決まると、くるまが「当然の結果です」と笑顔を浮かべ、“ヒール的”な王者ぶりを発揮していた。 令和ロマンは昨年、初めての決勝舞台にして、第1回大会覇者の中川家以来となる決勝1番手からの栄冠をゲット。優勝直後にくるまの「M-1大好きです!来年も出ます!」との言葉通り、異例の参戦で決勝進出。前年王者が翌年も決勝に進出した例はNON STYLE(08→09年)とパンクブーブー(09→10年)の2例があるが、いずれも優勝翌年は準決勝で敗退し敗者復活戦からの進出で、決勝ストレート進出は史上初の偉業だった。 決勝進出の10組は次の通り 令和ロマン、ヤーレンズ、真空ジェシカ、トム・ブラウン、ダイタク、ママタルト、エバース、バッテリィズ、ジョックロック、マユリカ(敗者復活組) (よろず~ニュース編集部)
よろず~ニュース