岡野陽一が町ロケで歳の差31歳の夫婦を直撃取材、二人の出会いは54歳の夫のラジオだった<超町人!チョコレートサムネット>
チョコレートプラネットがMCを務めるバラエティ「超町人!チョコレートサムネット」(毎週日曜夕方16:25-17:25 メ~テレ、TVerで2週間見逃し配信中)。2組のサムネハンター(調査隊)が東海地方のさまざまな町を訪れ、出会った人々の“サムネイルになりそうな要素”を発掘する番組だ。9月29日(日)放送回に、磯山さやかと岡野陽一がサムネハンターとして登場し、名古屋市栄&伏見エリアでの‟超町人”探しのロケに挑んだ。 【写真】岡野陽一が発掘した「ミニカー4,000台を所有する居酒屋店主」 ■ 漢字の「一(いち)」が一番好きな少女&ダブルダッチ世界3位女子が登場 今回の舞台は、名古屋市栄&伏見エリア。ビジネス街の伏見は、歌舞伎や舞台演劇を行う伝統芸能の聖地「御園座」や様々な現代美術作品を展示した「名古屋市美術館」、世界最大級のプラネタリウムがある「名古屋市科学館」など、繁華街ながら様々な芸術が楽しめるエリア。そんな栄&伏見エリアに、磯山さやかと岡野陽一の2名がサムネハンターとして降臨。今回は、白川公園やパルコ前で‟超町人”探しを行った岡野陽一のレビューをお届けする。 白川公園で‟超町人”探しを開始した岡野陽一は、科学館のプラネタリウムを見に来たという三人連れの親子を発見。7歳だという女の子に好きな星座を聞くも「わからない」と答えたことから、今度は「勉強で何が一番好き?」と尋ねると、「国語の漢字」と返ってきた。続けて「一番好きな漢字は?」と質問する岡野に、少女は「一(いち)」と答え、好きな理由を「短くシュって一瞬で書けるから」と明かしたことから、岡野は「胸を打たれた。大人になるとひねくれて『一』好きなのに言えない」とコメントし、長田庄平も「『一』良いよな」と妙に納得。松尾駿も「子どもの頃にドリルに出てくるとうれしかったよね。なんで忘れちゃったんだろう」と寂しそうな表情を見せた。 続いて、若宮大通公園へ移動した岡野は、「見たことない競技をやってる!」とグループに近づいていく。そんな岡野に長田は「ダブルダッチね。見たことねぇのか?」と冷静なツッコミを入れ、松尾は「ギャンブルばっかやってる」とコメントして笑いを誘う。岡野がダブルダッチのグループに声をかけると、その中の一人の女性が「前のチームメイトがお声がけいただいて、スタジオでチョコプラさんの前で縄を回した」と言い、高校生の時にダブルダッチの世界大会に3回出場経験があることを明かした。さらにダブルダッチのパフォーマンスという技で世界3位を獲得したという事実も判明し、岡野の前でスゴ技を披露。岡野もフリーロープという技に挑戦するが失敗して即終了。女性には「チョコプラさんお久しぶりです!世界行かせていただいてます!」というサムネが与えられた。 ■ 年の差31歳の夫婦に直撃取材 広小路通を探索中の岡野は、「グルメとかもやったほうがいい」と言いながら味噌カツのお店に入店。松尾は「飯食ってタバコ吸いたいだけだろ」と厳しいツッコミを入れるが、岡野は味噌カツ丼を注文。創業75年のこのお店は味噌カツ発祥の店とされており、ミシュランガイドにも掲載されているという。味噌カツ丼をおいしそうに頬張りながら「サムネイルになりそうなことは?」と質問をすると、店主は「秘境をドライブするのが趣味」と答えた。ドライブの途中で撮ったという写真を岡野は見せてもらうが、ただ道がカーブしているだけのなんでもない写真に微妙な反応を見せ、チョコプラの二人も微妙な表情に…。 さらに超町人探しをしようと店内にいた女性に声をかける岡野。その女性は店主の奥さんで、店主が54歳、奥さんが23歳の31歳歳の差夫婦であることが判明。店主が配信していたラジオを奥さんが聞いていたことがきっかけで出会ったという。二人は何度か秘境の旅に出かけて仲を深め、結婚して娘も誕生。そんな二人には「年の差31歳 秘境で出会ったらオジサンだった件」というサムネが与えられた。 スタジオでは元祖味噌カツ丼をかけたクイズがチョコプラに出され、見事正解した二人は「うんめ~!」と大興奮しながら味噌カツ丼を食べていた。 ■鑑定額80万円の激レアミニカーがスタジオに登場 パルコ前で二人組の男性を発見した岡野は、早速取材を開始。二人は同じ大学で野球をやっていると言い、一人は「岐阜県の夏季(高校野球)大会のパンフレットの表紙に載った」といい、もう一人は「2年前に甲子園に出場しました」と告白した後、KeePというラッパーの弟であることも明かした。KeePは配信楽曲総再生回数1億回を突破した注目の若手ラッパーで、『だる着のまま迎えに行くよ』のミュージックビデオは420万回再生されたという。そして「岐阜の顔 1億超の弟」というサムネが完成した。 御園通商店街に移動した岡野は、バイクから降りてきたワイルドな男性に声をかける。そして男性が店長を務める居酒屋に入ると、中には大量のミニカーが飾られており、岡野は「何台あるんですか?」と質問。店内には1000台、自宅を含めると約4000台のミニカーを所有しているという。集め始めたきっかけは、タバコをやめて子どものためのおもちゃを買いに行った時に、たまたま買ったミニカーだったという。そこからハマって22年間かけて集め、中には1983年に3000点限定で販売された80台のセット「トミカSUPER GIFT」やOPELの激レアなミニカーも。店長には「私はこれでタバコを辞めました」というサムネが与えられた。 スタジオにはミニカーコレクターの店長が登場し、お宝のミニカーを鑑定してもらうことに。OPELのミニカーは7万円、「トミカSUPER GIFT」は80万円という驚きの鑑定額に、店長とチョコプラの二人は大興奮の表情を見せた。 MVC(街のNo.1超町人に与える称号)には、漢字の「一」が一番好きな少女のサムネが選ばれ、松尾は「あ~そうだったって気付かされたから。最初に習う漢字だしね」と選んだ理由をコメントして番組を締めた。 ■ 多くの超町人を発掘して番組を盛り上げた岡野 今回、漢字の「一」が好きな少女や年の差31歳の夫婦、激レアミニカーを所有する居酒屋店主など、個性豊かな6人の超町人を発掘して番組を盛り上げた岡野。居酒屋店主がバイクを降りた瞬間に追いかける岡野の姿を見て、長田が「嗅覚がいい」と褒めた場面も印象的だった。”クズ芸人”として知られる岡野の頑張ってる姿が見られたのも同番組ならではだ。