河村勇輝、ダブルダブルで最終戦の勝利に貢献 「横浜BUNTAIで初勝利を挙げることができてうれしい」
◆プロバスケットボール男子 ▽Bリーグ 横浜BC87―79川崎(5日、横浜BUNTAI) 【写真】世界的なブランドのアンバサダーに就任 今季最終戦が行われ、横浜BCは川崎に87―79で勝利した。横浜BCの日本代表・河村勇輝は11得点を挙げ、アシストでは両チーム最多の11アシストで“ダブルダブル”をマーク。チームの勝利に貢献した。 横浜BCはセンターのカイ・ソットとジョシュ・スコットが欠場したものの、序盤から試合を優位に進める。第2クオーター(Q)には最大23点差をつけ、後半も川崎の追い上げから逃げ切った。青木勇人監督が「ビッグマン2人がいないなかで、スピードとアグレッシブさがあるバスケができた」と述べたように、速い展開のバスケで川崎から計19個のターンオーバーを誘い、自分たちのバスケスタイルを最後まで貫いた。 勝利の立役者になった河村は「5番ポジション(ビッグマン)がいない中でトランジション(攻守の切り替え)オフェンスがキーになった」と勝因を挙げた。 この日は4月に開館したばかりの新アリーナ、横浜BUNTAIで初白星を挙げ、河村も「初勝利を挙げることができてうれしい」とシーズン最終戦の白星締めを喜んだ。 ただ、横浜BCは昨シーズン、チャンピオンシップ準決勝まで進んだものの、今季は中地区で6位終戦。指揮官は「バスケの神様に『甘くないぞ』と言われた気分。色々なことを学べたシーズンだった」と総括した。(浅岡 諒祐)
報知新聞社