【台風情報】24時間以内に「台風13号」発生へ 気象庁発表 マリアナ諸島付近の熱帯低気圧は沖縄方面へ北上か その後も“別の熱帯じょう乱”発生予想 9月後半に日本付近へ北上の可能性も 気象庁・アメリカ・ヨーロッパ進路予想比較【15日までの雨・風シミュレーション】
■ヨーロッパモデル 15日に沖縄周辺海域に進める予想も ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF) ヨーロッパ中期予報センターでは、ある予想時刻の48時間以内に、その場所から300キロ以内に熱帯低気圧が通過する可能性を確率で公表しています。その結果をみていくと、12日(木)の予想では日本の南の海上で熱帯低気圧が発生する確率が高まってきている海域が現れています。 9月15日(日)にかけての予想を見ると、確率の高いエリアが北西方向へと移動していくのがわかります。台風または熱帯低気圧とみられる熱帯じょう乱が沖縄方面へ向かって北上する可能性があることが示されています。 【画像で見る】15日(日)までの雨・風シミュレーション アンサンブル予想の結果をみると、アメリカモデル同様に、一部の予想結果では熱帯低気圧をやや発達させて沖縄の周辺へと進める結果もあります。 さらに海外モデルではこの2つの熱帯低気圧の“次の熱帯じょう乱”を予想しています。 ■2つの熱帯低気圧の “次の台風の卵”発生予想 日本列島へ北上の可能性 一方で、ヨーロッパやアメリカの予報機関による予想では、この2つの熱帯低気圧の次の熱帯じょう乱が予想されています。 ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF) 16日以降の予想をみると、新たに沖縄の南の海上に確率が高くなっているエリアが現れます。確率の高いエリアは北へと向かっています。日本列島へ向かって北上する可能性があることを示唆してます。 アメリカ海洋大気庁(NOAA) ヨーロッパやアメリカモデルにおける20日(金)のアンサンブル予想の結果一覧をみると、日本列島のすぐ南や沖縄周辺の海域に、新たな熱帯じょう乱が進んできているメンバーが多くなっています。現時点では予報のバラツキが大きく、まだ確定的なことを言える状況ではありませんが、9月下旬にかけて、日本の南の海上では熱帯じょう乱の発生しやすい傾向は続くと見られています、今後の熱帯低気圧や台風情報にはご留意ください。
【画像で見る】15日(日)までの雨・風シミュレーション ※最終的には気象庁から発表される熱帯低気圧や台風に関する情報を参考にしてください。
中国放送