膠着状態の日本株市場で狙いたい、来期好業績期待の3銘柄
12月6日の日経平均は11月雇用統計を控え、手控えムードが強まった(イメージ写真:Graphs/PIXTA)
12月6日の東京株式市場は、前日のアメリカ株式市場でNYダウ平均株価が前日比248ドル安と反落し、ナスダック総合指数も5日ぶりに反落したことを嫌気して、売り優勢の展開となった。また日本時間の今夜にアメリカの11月雇用統計が発表されることから、売り一巡後は手控えムードが強まり、模様眺めとなった。日経平均株価の終値は前日比304円43銭安の3万9091円17銭と5日ぶりに反落した。 来週(12月9日~13日)の東京株式市場は、翌週(16日~20日)の日米金融政策決定イベントを前に売り買いともに手控え姿勢が強まり、比較的小幅なレンジでの推移となりそうだ。ただ、12月13日発表の日銀短観12月調査の内容が、18日~19日の日銀金融政策決定会合の追加利上げ判断に影響する可能性もありそう。 来週の日経平均の想定レンジは3万8700~3万9500円とする。
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冨田 康夫