カブキロックス・氏神一番が立浪部屋の餅つき大会に参加
「カブキロックス」のリーダー兼ボーカルの氏神一番(65)が28日、東京・台東区の大相撲の立浪部屋で行われた餅つき大会に参加した。大関の豊昇龍ら力士とともに、餅つきを行った。 氏神一番は「僕の世代は横綱の羽黒山で盛り上がった。今日、立浪部屋に来て、力士と会ったら、みんな活気にあふれていた。しかも地元にも根付いている感じで素晴らしいと思った。豊昇龍も今年は残念だったけど、来年は横綱になると確信した」と激励していた。 この餅つきは、地域の子ども食堂や障がい児施設の支援に寄与したいという立浪親方(元小結の旭豊)の思いから、年末に行われている。この日も台東区・荒川区・足立区の障がい児施設の子供たちを招待。また、プロ野球・ソフトバンクの小久保裕紀監督の娘で、タレントの小久保春菜(25)らも駆けつけて盛り上げた。 大関の豊昇龍は「昨年もやっていることですし、僕にとっては特別な行事でもない」とした上で「子どもたちの笑顔を見ていると、何か気持ちも豊かになりますよね」とほおを緩めていた。 立浪部屋はかねて、子ども食堂の支援に積極的で、今年2月にも、ものまねタレントのコロッケらとともに東京・足立区内の母子生活支援施設「ポルテあすなろ」を訪れ、「おにぎり」を届ける子ども食堂支援のイベントを開催している。 同部屋が支援するキッカケとなったのは歌手の小林幸子が、3年前に過疎化対策と農業支援を目的に出身の新潟県で立ち上げた「幸子プロジェクト」だったという。そこで小林が、交流のあった立浪親方に協力を呼びかけたところ、プロジェクトに賛同、十日町市で「立浪部屋ファーム」の運営を始めたという。
テレビ朝日