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（ブルームバーグ）： ブリッジウォーター・アソシエーツの中国本土のヘッジファンドは本土株のエクスポージャーを増やしていた。９月の株価上昇でファンドの年初来リターンは31％に達したが、本土株には引き続き投資妙味があるという。

上海を拠点とする同ファンドは７－９月（第３四半期）の投資家向け書簡で、中国本土株の株価は回復したとはいえ、利益見通しと比べて「相対的に低い」ことから、引き続き保有を「適度に増やす」と説明した。９月30日時点でファンドは債券にロング、商品に対しては「ニュートラル（中立）」のスタンスを取っていた。ブルームバーグはこの書簡を確認した。

ブリッジウォーターは電子メールを通じ、コメントを避けた。

中国は景気浮揚と低迷する不動産・株式市場を支える目的で大規模な刺激策を発表。これに反応し、本土株の指標ＣＳＩ300指数は９月に21％上昇した。これについてブリッジウォーターは、投資家のリスク選好度を「著しく」高める政策的シグナルだったと指摘。一方、米利下げは世界の流動性を改善し、リスク資産の魅力を高めたとみる。

相場の回復を持続させるために金融刺激策に強力な財政支援が続くかどうかはまだ不明だが、「政策環境は緩和的であり続けると予想され、そのような環境は全体としてリスク資産に比較的有利だ」と、ブリッジウォーターは期待する。

ブリッジウォーターの「オール・ウェザー・プラス」ファンドは９月に手数料差し引き前で19％のリターンを記録、１－９月の利益を31％に押し上げた。

原題：Bridgewater’s China Hedge Fund Adds Local Stocks After 31% Gain（抜粋）

--取材協力：Venus Feng.

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