松たか子×松村北斗「1ST KISS」にリリー・フランキー、吉岡里帆、森七菜 坂元裕二×塚原あゆ子監督が初タッグ
リリー・フランキー、吉岡里帆、森七菜が、松たか子と松村北斗(「SixTONES」)が共演する映画「ファーストキス 1ST KISS」に出演することがわかった。 【フォトギャラリー】「1ST KISS」松たか子と松村北斗の劇中カット 本作は、人気脚本家・坂元裕二とヒットメーカーの塚原あゆ子監督が初タッグを組んだオリジナルラブストーリー。「愛する人と歩む人生とは?」という答えのない深くてシンプルな疑問の意味を問いかける。事故で夫を亡くし、夫と出会う直前の日にタイムトラベルをする主人公・硯カンナ(すずり・かんな)を松が演じ、カンナの夫の硯駈(すずり・かける)役を松村が務める。 結婚して15年目、事故で夫が死んだ。夫とは長く倦怠期で、不仲なままだった。残された妻は第二の人生を歩もうとしていた矢先、タイムトラベルする術を手に入れる。戻った過去には、彼女と出会う直前の夫の姿があった。出会った頃の若き日の夫に再会した彼女はもう一度彼と恋に落ちる。そして、15年後に事故死してしまう彼を救わなくては、と決意する。 リリー・フランキーが演じるのは、駈(松村)の大学の教授・天馬市郎(てんま・いちろう)。古生物学の教授で、研究員の駈のことを可愛がり、頼りにしているという役どころだ。坂元作品および塚原組への参加は本作が初めてとなるリリー・フランキーは、「もし、タイムマシーンがあったら。若い人達は未来を覗きに行きたいのかもしれません。でも年齢を重ねた人々の殆どは『過去』を目指します。それは、みんなが後悔と共に生きているから」とメッセージを寄せた。 吉岡は、市郎(リリー・フランキー)の娘で、駈に恋心をいだいている天馬里津(てんま・りつ)役。坂元と主演の松とは「カルテット」(17)以来8年ぶりのタッグとなり、松村とは「ホリック xxxHOLiC」(22)以来2年ぶりの共演。「大好きな松たか子さんと坂元裕二さんの脚本という事で迷わずお受けしたいと思いました」と語り、初参加となる塚原組について「ずっとお会いしたかった塚原さんは包み込むように演出して下さる方でご一緒して改めてリスペクトが深まりました。この作品のエッセンスとしてお役に立てていたら良いなと思います」とコメントした。 森は、カンナ(松)とともに働く美術スタッフの世木杏里(せぎ・あんり)役で参加。松とは「ラストレター」(20)以来、松村とは「ライアー×ライアー」(21)以来の共演となり、塚原組は初参加。「お芝居の世界に入ってからずっと憧れだった坂元さんの作品に仲間入りさせていただき、夢が叶いました。幸せをずっと噛み締めながら、塚原監督ともご一緒できるなんて、なんとも贅沢な現場でした」と喜びを語った。 「ファーストキス 1ST KISS」は、2025年2月7日より全国公開。キャストのコメント全文は以下の通り。 【リリー・フランキー】 もし、タイムマシーンがあったら。 若い人達は未来を覗きに行きたいのかもしれません。 でも年齢を重ねた人々の殆どは「過去」を目指します。 それは、みんなが後悔と共に生きているから。 その後悔を軽くするため、傷つけた人の心の傷を消すため、未来が穏やかであるために。 【吉岡里帆】 お話をいただいた際に、主演が大好きな松たか子さんと坂元裕二さんの脚本という事で迷わずお受けしたいと思いました。お二人とは以前「カルテット」でご一緒させて頂きましたが、今でもあの時間は私にとって特別で忘れられない人生の分岐点です。またこうして呼んで頂けた事大変感謝しています。 松さんはやっぱり優しくてチャーミングで素敵さが溢れていて現場が華やいで見えました。 坂元さんの脚本は読んでも口にしても心にフックがかかり、そうだこの感じだ!と細胞が喜ぶ感覚になりました。ずっとお会いしたかった塚原さんは包み込むように演出して下さる方でご一緒して改めてリスペクトが深まりました。 この作品のエッセンスとしてお役に立てていたら良いなと思います。 【森七菜】 お芝居の世界に入ってからずっと憧れだった坂元さんの作品に仲間入りさせていただき、夢が叶いました。 幸せをずっと噛み締めながら、塚原監督ともご一緒できるなんて、なんとも贅沢な現場でした。 松さんの部下としての仕事と、杏里役としてふたりの物語を支える仕事を全うできているといいなと思います。