大谷翔平（AP）

◇29日(日本時間30日)　ジャイアンツ7－14ドジャース（サンフランシスコ） 　ドジャースの大谷翔平選手が「1番・DH」で出場し、2試合ぶりの26号を含めて4打数1安打1打点、1本塁打、2四球だった。前日は1安打も打点、本塁打がなく、連続試合打点は「10」でストップしたが、1－1での3回1死から26号勝ち越しソロをセンターバックスクリーンに運んだ。メジャー通算200本塁打にあと3本、メジャー通算500打点にあと1と迫った。 ◆大谷翔平バックスクリーンへ26号！通算200本塁打にあと3本【動画】 　試合は延長戦での両チームの作戦が明暗を分けた。6-6で無死二塁から始まるタイ・ブレークの延長戦に突入した10回にまずはドジャースが1点を奪うと、その裏、ジャイアンツは1点を奪ってなおも1死満塁のチャンスを迎えた。そこでドジャースは内野も守れる中堅のテーラーを内野に就かせ、内野5人のシフトにした。結果は空振り三振と捕邪飛。内野にも外野にも打球は飛ばなかったが、絶対絶命のピンチを乗り切った。 　その後、11回はジャイアンツが先頭の大谷を申告敬遠。あえて無死二塁から無死一、二塁と守りやすい形にしたが、結果は続くスミスの勝ち越し2点二塁打から5連打などで一挙7点を奪われ、ジャイアンツとしては作戦が裏目に出た形となった。（写真はAP）