闇夜に浮かぶ紅葉、幽玄の秋景色 岐阜・山県、東光寺で特別ライトアップ
岐阜県山県市小倉の東光寺で「秋の特別拝観ライトアップ」が8日から始まる。中庭に自生するドウダンツツジが闇夜に赤く浮かび上がり、幽玄な空間が広がる。12日まで。 「写真」を通じた市の観光資源化事業の一環で、昨年からライトアップを始めた。3日間の会期で約860人が訪れ、最大3時間待ちとなるほどの盛況ぶりだったという。 昨年の状況を鑑みて今年は会期を5日間に延長して整理券制とする。ライトアップの時間は午後5時半~同9時(整理券配布は午後5時~同8時半)で、夜間の拝観料は千円。写真を撮ってもらいたい人は、スタッフに撮影してもらえる。 彦坂怜宗住職(39)が寺の歴史や事業への思いを語る時間があるほか、駐車場にキッチンカーも出店し、食事が楽しめる。彦坂住職は「この機会に足を運び、ぜひ東光寺のファンになってもらえれば」と話している。
岐阜新聞社