「本当にらしいというか...」川崎の鬼木達監督が分析した鹿島の“勝つための”サッカーは? 教え子・知念慶も評価「非常に良い選手になっている」
「ベースの部分で勝ちに持ってくる。それが鹿島」
川崎フロンターレは11月1日、J1第35節で鹿島アントラーズとホームで対戦し、1-3で敗戦した。 【画像】セルジオ越後、小野伸二、大久保嘉人、中村憲剛ら28名が厳選した「J歴代ベスト11」を一挙公開! 川崎は立ち上がりから攻勢を受けると10分、知念慶にヘディングでネットを揺らされ、先制点を献上。その後も自陣でのミスからピンチを招いて劣勢の展開が続き、18分、28分にも失点。後半アディショナルタイムに山本悠樹が1点を返すも、時すでに遅し。4試合ぶりの黒星となった。 試合後、今シーズン限りでの退任が決まっている鬼木達監督が鹿島の強さを分析。次のように評した。 「まず本当に規律の部分だとか、本来、鹿島が持っている勝つための戦い方を全面に出してきたなと思います。リードすれば、時間の使い方も本当に鹿島らしいというか。負けている方からしたら非常に悔しい戦い方になりました。 ベースの部分で勝ちに持ってくる。それが鹿島だと思いますし、それをしっかりとやられてしまった」 また、過去に川崎に在籍し、鬼木監督の下でプレーしていた“教え子”である鹿島の知念にも言及。「知念に関してはゲームを見ていますけど、どんどん良くなってる。やっぱりヘディングも強いですし、身体も強い。非常に良い選手になっているなと思います」と語った。 8年間で7度のタイトル獲得にチームを導いた名将が川崎を指揮するのは、チャンピオンズリーグエリートを含めて残り7試合。鬼木フロンターレのラストシーズンに今後も注目だ。 取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)
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