桂春蝶、朗読&日本舞踊と異色コラボ公演 附け打ち師招き「一生に1回できるかできないか」
落語家、桂春蝶(49)、ABCアナウンサーの桂紗綾(39)が18日、大阪市内で「RENBO Vol.2 忠臣蔵綺譚~桂春蝶『中村仲蔵』相勤め申し候~」のPR会見を行った。 昨年4月に上演した伝統芸能の異なるジャンルのコラボにアナウンサーのスキルを加えた公演の第2弾。今回は「忠臣蔵」をテーマに落語、朗読、日本舞踊のコラボに挑戦する。 桂アナは創作朗読「仮名手本忠臣蔵」を担当し、中入り後にトリで春蝶が江戸落語の「中村仲蔵」を披露する。桂アナは「最後の『中村仲蔵』につながっていくお話。まだ台本を見ていないのでちょっとドキドキしております」と現状を明かすと、春蝶は「噺への助走を紗綾さんが上質にやってくれる。お客さんが落語を聞いてくれる準備を完璧にやってくれるので、私は何もやらずに落語に入れる」と絶賛した。 今回の「中村仲蔵」では歌舞伎の噺らしく、効果音をつける附け打ち師を招く。「附け打ち師と合わすことができるなんて、憧れていたし、うれしいです。一生に1回できるかできないかという体験」と目を輝かせた。