「処暑」の近畿は残暑厳しく 大阪市内も33度超え
23日は二十四節のひとつ「処暑」。だんだん暑さが峠を超えて和らぐころとされているが、気象庁によると、近畿地方は少し雲もみえるが高気圧に覆われ晴れ間が広がっており気温が上昇。大阪府豊中市では同日午後3時までに最高気温34.6度を観測したのをはじめ、大阪府、奈良・和歌山両県で高温注意情報が出されるなど、厳しい残暑が続いている。
筆者が取材中に大阪市西成区の駅で電車を待っていると、ホームから遠くに見える線路沿いの景色が暑さでぼやけてみえた。近くの飲食店前の路上で涼んでいた70代の男性は「きょうも暑いから、高校野球の試合は大変やろうな」などと話し、ラジオに耳を傾け冷たい飲み物を飲みほしていた。 同庁によると、24日の近畿地方は、北部は湿った空気の影響によりおおむね曇り、中部や南部は高気圧に覆われて晴れる見込みだという。