だけどこういう既婚男性と独身女性の組み合わせの場合、気持ちに温度差があることが多くて。既婚男性側はあくまで「恋愛」を楽しみたいだけで、家庭は壊す気持ちなどハナからない。だけど女性側は、いつかは別れなきゃと思いつつ、本気になって彼の全部が欲しくなって辛い想いをする。 そして失恋の痛みが激しくて長引くのも、不倫の特徴じゃないかなと思います。 それはなぜか。 ・辛くても人に話せないでひとりで抱えることになる →捌け口がなくて苦しい、スッキリできない ・別れたら相手は家庭に帰って行くだけで孤独なのは自分ひとりだけ、「捨てられた」という感覚になりがち →自己肯定感がダダ下がりする ・「自分が既婚者なんかと付き合ったからいけないんだ」と罪悪感から自分を責めがち →自己嫌悪がハンパない ・相手が既婚者で“新しい彼女”ができる可能性が低い →つい復縁を期待してしまう これだけの要素が揃うから、普通の恋よりも別れをふっ切るのが難しい。基本的に罪悪感と自己嫌悪が加わるから、しんどさマシマシになるのよね。しかもきいろみかんさんの場合は同じ社内にその彼が居るのよね？

失恋の乗り越え方って、難しいテーマ。傷を癒すのは時間薬と男薬ってわかっていても、これにはすごく個人差があるから。 だけど時間がかかっても、乗り越えられない失恋なんて絶対にない。これは、13年の結婚生活を送った相手と離婚して一時はメンタルボロボロになったこともある先生が保証するわ。今がどんなに辛くても、「絶対に幸せになる！」という強い意志さえ持ち続けていたら、人生って必ずいい方向に拓けて行くの。

だけど、今はあえてどん底までその辛い痛みを味わい尽くすのもおすすめよ。一度底まで落ちたら、這い上がるのが人生の法則だからね。そして、できれば、先生に話してくれたように、誰かにこの話をしてみる。相手は知り合いじゃなくて、占い師とかエステサロンの人とか、もう会うこともないような、話をただ聞いてくれて、あなたをジャッジしない立場の人がいいわ。あとはネット掲示板だと不倫は叩かれがちだから、不倫の部分はあえて伏せて匿名で失恋サロンのような場所に書き込む、っていうのもアリ。 余談だけど、先生は常々、占い師には未来を聞くことより、話を聞いてもらうためにお金を払う、というのが正しい使い方だと思っているの。それくらい、辛い気持ちを吐き出すって大事なこと。もし話すのが難しかったら、ノートに書き出してみるのもいいわ。とにかく今は気持ちを整理して、傷を癒すことに時間を使って。