タイ中銀、政策金利を５会合連続で据え置き－新首相の政策待つ
（ブルームバーグ）： タイ銀行（中央銀行）は21日、政策金利を５会合連続で据え置いた。経済成長が加速する中で、ペートンタン新首相の政策を待っている。
タイ中銀はこの日の会合で、１日物レポ金利を約10年ぶりの高水準である2.50％に据え置くことを決めた。６対１の決定だった。ブルームバーグ・ニュースの調査で24人中23人が予想した通りとなった。
セター前首相は利下げを求めていたが、同中銀はこれに抵抗していた。タイ下院は16日、タクシン元首相の次女ペートンタン氏を新首相に選出。憲法裁判所による最大野党「前進党」に対する解党命令やセター前首相の解職判断で混乱した局面に終止符を打たれた。
タイ新首相にタクシン氏次女ペートンタン氏－37歳と史上最年少
東南アジア２位の経済大国であるタイは４－６月期に５四半期ぶりの高成長となったものの、近隣国に経済成長で後れを取り続けている。
原題：Thailand Keeps Key Rate Steady as New Government Takes Shape （抜粋）
--取材協力：Pathom Sangwongwanich、Anuchit Nguyen、Janine Phakdeetham、Patpicha Tanakasempipat.
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Suttinee Yuvejwattana
