15年使ったテレビが故障した! この場合「NHK」は解約できますか? 年払いで「1万2000円」を払ったばかりなのですが、お金は返ってくるのでしょうか…?
長年使っていたテレビが故障してしまい修理も難しそうだとなると、テレビを処分するしかありません。新しいテレビを購入するつもりがない場合、「NHKの受信契約を解約しよう」と思う人もいるでしょう。 しかし、年払いで契約していてすでに料金を支払ってしまった場合、そのお金がどうなるのかは気になるところでしょう。本記事では、テレビの故障でNHKの契約を解約できるのか、年払いした受信料は返金されるのかについて解説します。 ▼エアコンを「24時間」つけっぱなしだと、電気代はいくらかかる? 1ヶ月の電気代を試算
テレビが故障した場合、NHKを解約できる?
テレビが故障して使えなくなった場合、NHKの受信契約を解約することは可能です。そもそもNHKの受信契約は、テレビなどの放送を受信できる受信機を設置している世帯が対象となります。そのため、テレビが故障して視聴できなくなり、修理や買い替えをしない場合は、NHKに連絡して解約手続きを進めることができるのです。 解約を希望する場合、NHKふれあいセンター(営業)まで連絡し、解約の理由を説明した上で自宅に解約届を送付してもらいましょう。必要事項を記入して返送し、受理されると解約手続きが完了します。 解約の際には、自宅にテレビがないことを明確にするために、故障・処分したことを証明する書類を手元に置いておくことをおすすめします。廃棄証明書やリサイクル証明書を用意しておくと、廃棄方法などを記すことができ、スムーズに解約が進むでしょう。
年払い契約で支払ったお金はどうなる?
既に年払いでNHKの受信料を支払ってしまった場合、残りの期間分の受信料が返金されるのか気になる人もいるでしょう。 結論からいうと、NHKは前払い分の受信料の返金を行っています。例えば、年払いで1万2000円を支払っていて、解約時点で半年分の期間が残っていた場合、残りの期間に相当する金額が返金される可能性があります。 「テレビが故障した月」ではなく「解約が受理された月以降」から返金対象となるため、解約手続きは早めに済ませるようにしましょう。