登山中の2人安否不明 戸隠連峰の難所「P1尾根」で滑落 神奈川県の41歳男性と栃木県の58歳男性が遭難
2件の滑落事故からきょう26日で3日目。捜索できない状況が続いています。 滑落が相次いだのは、戸隠連峰西岳の通称「P1尾根」です。狭く切り立った岩場が続く上級者向けの難所です。 警察によりますと、24日午前7時半すぎ、神奈川県の41歳の男性が下山中、尾根から20メートルほど滑落したと同行者から通報がありました。当時、仲間の呼びかけに答えていましたが、今は安否不明です。 また、午前10時過ぎには栃木県の58歳男性が同じ場所で滑落し、同行者が救助要請しました。 男性は姿が見えない場所まで落ち、呼びかけにも答えませんでした。 警察は26日、初めてヘリを飛ばしましたが、悪天候で近づけませんでした。 天候の回復を待って捜索する方針です。