今泊まるべき、日本全国ニューオープンのおしゃれ宿10選
ホテルのコンセプトは、「A New Way to Belong(新しいコミュニティの形)」。宿泊はもちろん、シェアスペースを仕事や交流の場として使うなど、誰もが気軽に集う&使うことができるので、ワーケーションやホカンスにも使い勝手がいい。 客室は全8タイプ140室、12~25平方メートルとコンパクトながら機能的な仕様。特に若い世代にぴったりなスタイルで、ポップなインテリアや銀座をテーマにした日本人アーティストによるグラフィックが、ステイを鮮やかに彩ってくれる。
コワーキングラウンジ、ソーシャルキッチン、カフェ&バー、ランドリールームやジムなど、さまざまな繋がりが生まれそうなソーシャルスペースも豊富にあるので、滞在中は最大限利用してみよう。 館内ではワークショップや座談会などのイベントも定期的に行われているので、新たなコミュニティに参加してみたい人は公式サイトや公式インスタグラムを要チェック。 lyf銀座東京 住所/東京都中央区京橋2-5-4 tel. 03-3528-6505
若狭佳日/福井・小浜
福井県小浜市の活性化を目指し、2023年8月にグランドオープンした「若狭佳日(わかさかじつ)」は、かつて旅館だった建物をフルリノベーションしたホテル。 「若狭の自然、食、人が重なり合い、紡ぐ、佳き日」をコンセプトに、「里山十帖」や「箱根本箱」などの人気ライフスタイルホテルを手がけた自遊人の岩佐十良(いわさとおる)氏のディレクション、魚谷繁礼(うおやしげのり)建築研究所の設計のもと、風光明媚な若狭湾の自然と食を満喫できる宿としてモダンに生まれ変わった。
施設は本館、離れ、別館、蔵、外湯の5つで構成され、客室は9タイプ全13部屋。新築では出せない時代の積み重ねや、昔からあるものと新しいものが混ざり合う、洗練された雰囲気が漂う。 泊まるなら、ぜひ海に面した部屋をチョイスして、大きな窓から日本の原風景をゆったり楽しんで。1フロア1組貸切のスイートルームがある離れもおすすめだ。蔵を改装したラウンジでくつろぐのもお忘れなく。
福井の食材をふんだんに使った食事も自慢。なかでも、10月~3月の期間限定でいただける若狭ふぐのコースはぜひ味わっておきたい。 2024年3月には北陸新幹線が福井県・敦賀まで延伸するので、そのタイミングに合わせて訪れるのもいいだろう。 若狭佳日 住所/福井県小浜市阿納10-4 tel. 0770-54-3010