シーズン序盤の締めくくり テクニカルコースで繰り広げる3時間レースの行方は!?
この鈴鹿大会後、シリーズはおよそ2ヶ月後の第4戦富士まで“サマー・ブレイク”に入る。それゆえ、是が非でも鈴鹿でいい結果を残し、いい流れをキープしたいところ。3時間というタフなレースに挑む、各チームの奮闘に注目だ。
ドライバーからひと言!
山内英輝(2023年第3戦鈴鹿・GT300クラスポールポジション獲得者)
BRZで走る鈴鹿はおもしろく、サーキットとしてもクルマに合っていると思います。もちろん、僕自身もすごく好きなサーキットです。観戦するなら、S字あたりは車体の動きがよく見れると思うし、ヘアピンではターボエンジンのアンチラグの音がすごく聞こえるはずです。1コーナーへの飛び込みも、見ていて楽しいと思うのでおすすめですね。
今年から予選システムが変わりましたが、僕自身やることはシンプルで、“ベストを尽くすだけ”と思っています。1周のアタックで力を出し切るというシチュエーションはQ1、Q2どちらでも同じ。そのタイヤで決勝スタートを切るので、1周でアタックを決めてくるのが大切だと考えています。
(GT300クラスの通算最多ポールポジション14回のタイ記録保持者だが)今年、ポールポジションを獲れば、井口卓人選手とのコンビで獲得できるので、ぜひふたりで獲れるようがんばりたいですね。
文:島村元子
島村 元子