「経験で言えば我々が有利だ」アーセナルとの大一番へ…バイエルン指揮官はCLベスト4に自信
バイエルン・ミュンヘンのトーマス・トゥヘル監督は、チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝セカンドレグのアーセナル戦について語った。 チャンピオンズリーグ 試合日程・結果・決勝トーナメント組み合わせ 今季はブンデスリーガでレヴァークーゼンに優勝を譲り、DFBポカールでも早期敗退に終わっているバイエルン。残された主要タイトルはCLのみとなっているが、準々決勝ファーストレグはアーセナルと2-2のドロー決着に。17日にホームで行われるセカンドレグは、勝利が必要な大一番となる。 そんな一戦へ向けた会見に出席したトゥヘル監督は、「チームの経験で言えば少しだけアドバンテージがあると思う」とコメント。バイエルンには2020年にビッグイヤーを掲げた選手が複数在籍している一方で、14年ぶりにCL準々決勝進出を果たしたアーセナルではこの舞台を初めて経験する選手が多数在籍している。バイエルン指揮官は、経験の差を活かしたいと考えているようだ。 「我々にはこの大会で優勝した選手もいるし、決定的な活躍を見せた選手もいる。だがそのアドバンテージを引き出すために、自分たちが最高のものを発揮しなければならない」 「一方で、経験がないことが有利になることもある。挑戦者としての役割、ハンターとしての役割に集中できるという意味でね。それはアーセナルにとってのテーマでもある。目的に向かって突き進むのか、長い年月を経て達成できるのか、とね」 「我々にとって、準決勝に進むのは当たり前のことではない。過去数年を振り返っても決して簡単ではなかった。あと90分か120分、苦しい状況が残っているね。この美しい大会で大きな一歩を踏み出すためには、こういった決定的な試合がある。すべてを勝ち取りたい。このグループの経験が5%でも利益をもたらすのであれば、もちろん歓迎するよ。だが、それは自分たちで引き出さないとね。誰かが与えてくれることはないんだ。この大会は非常に厳しい大会だよ」