[鉄の15倍の強度]釣具メーカーの革新的技術が驚くべき性能を実現!1日使用してもトラブル皆無だった!
シマノから新しく発売されたPEライン、ハードブル8+が大きな反響を読んでいる。これまでのラインとどう違うのか、そして、どんな釣りにマッチするのか。現場で実際に使って見た感想も踏まえて、このハードブル8+の特徴を紹介していく。 【画像】「鉄の15倍!」驚愕の性能を達成したハードブル8+のスペックと価格
トラブルレスな“ハリ”と“コシ”を実現したハードブル8+
ハードブル8+の大きな特徴は、ラインに適度なハリとコシを持たせてあるという点。そして、耐摩耗性にも優れており、根ズレなどにも強い。ライントラブルを抑えたい、ボトムやストラクチャーを果敢に攻めていきたい、大型のルアーを使いたいという釣りにぴったりのラインになっている。 ラインナップは0.6号から6号まであるので、ライトゲームやエギング、シーバス、ショアジギ、ビッグゲームまで、いろいろなターゲットに使っていくことができる。
強力なライン素材「Spectra®」原糸採用
HARDBULL8+のラインマテリアルは、Honeywell社のポリエチレン原糸「Spectra®」。鉄と比較し約15倍の強度があり、防弾チョッキや船舶用のロープなどに使用されている素材で、その強度は折り紙つき。 一般的なPEラインの原糸には「IZANAS」という素材が使われている。この「IZANAS」はしなやかな反面、耐久性に欠けるというデメリットがある。そこで、これまではいろいろなコーティングなどを施して耐久性をアップさせたりという工夫がなされてきた。 シマノはこの素材から見直すことで、これまでにないまったく新しいPEを作り上げることに成功した。「Spectra®」はラインを構成するファイバーの太さがこれまでのPEラインよりも太いので、耐摩耗性がかなり向上している。 シマノは「Spectra®」を「MX2工法」という手法でPEラインを組み上げた。「MX2工法」は、PEラインの線維表面に高結晶化層を形成。さらに、最外層にはシリコーンコーティングを施すことで水を弾きやすく、糸さばき性が向上させるというもの。この「Spectra®」と「MX2工法」により、ハードブル8+は完成した。