森保Jに1-4惨敗から丸1年、人気再燃のドイツ代表に現地メディア「たった1年前のことだとは信じられない」
ドイツ代表がホームで日本代表に1-4で敗れてから、9日の今日でちょうど1年となる。試合後に当時指揮を執っていたハンジ・フリック監督の解任が決定しチームはどん底に落ちていたが、現地メディア『スカイ・ドイツ』は「それがたった1年前のことだとは信じられない」と復調ぶりを伝えている。 【写真】今井翼さん&元日本代表MFのタコパに反響「え?自宅?」「めっちゃ美味しそう」 ドイツは2023年9月9日に日本に敗れ、38年ぶりの国際Aマッチ3連敗を喫した。監督交代に踏み切った直後のフランス戦を2-1で制すと同22日にユリアン・ナーゲルスマン監督の就任が決定。しかし10月シリーズは1勝1分に終わったが、11月シリーズではトルコとオーストリアに敗れて2連敗で2023年の代表活動を締め括っていた。 それでも今年に入るとフランスやオランダなどを倒し、3勝1分で自国開催のEURO2024に突入。準々決勝で大会を制したスペインに敗れて8強止まりとなったが、『スカイ・ドイツ』は「2024年9月9日の今日、代表チームは再びドイツの人気者になった」と伝えてファンからの支持を獲得していることを示した。 同メディアは復調の要因について一体感があることを挙げている。直近のUEFAネーションズリーグ(UNL)ではハンガリーに5-0の大勝を収めたが、そういった結果だけでなく「時にはピッチ外でもくだらないことに熱中する」ような選手間の良い雰囲気に魅了されるサポーターも多いようだ。日本戦後は「破滅的なスランプのどん底」で雰囲気も最悪だったが、現在は対照的な状況へと好転している。 また、MFジャマル・ムシアラとMFフロリアン・ビルツの巧みなプレースタイルがチームの人気ぶりを後押しているという。『スカイ・ドイツ』は新キャプテンのMFジョシュア・キミッヒが2人をマジシャンと表現したことを伝え、将来的なバロンドール受賞も夢ではないと伝えた。 ドイツは日本戦から1年と1日となる今月10日、UNLでオランダと対戦する。