開幕戦で昨季王者の阪神相手に2勝1敗の巨人に言及した堀内氏。(C)Getty Images

　巨人の元監督で野球評論家の堀内恒夫氏が3月31日、自身のブログを更新。0対5で敗れた3月31日の阪神戦（東京ドーム）後、昨シーズンの覇者を相手に開幕3連戦を2勝1敗で終えた巨人を評価。完封負けの第3戦でバントを失敗した大城卓三に対しての采配には、苦言も呈している。 【動画】“無失点デビュー”の先発・高橋礼が見せた好投をチェック！ 　同氏は3月31日、自身のブログに「完封・完封・完封」と題した記事を更新。同日に東京ドームで行なわれた阪神との開幕3連戦について言及し、「まさかの『完封』『完封』『完封』3戦目は完封負けしちゃったけれど、昨シーズン日本一のチームに2勝1敗、上出来なスタートじゃないかな」と振り返った。 　同日の阪神戦で先発の高橋礼には「6回を失点0で抑えてくれた」と綴り、「これまでの経験でもって上手く投げていたね。この感じで行ってくれればまずは1回り大丈夫じゃないかと思うよ」と評価した。 　続けて、同氏は「先制点は阪神8回表、二死1、3塁の場面、3番手中川皓太が3番森下に3ランホームランを打たれてしまう。コースはそんなに悪くなかったんだけどねぇ」と振り返り、「まぁ、今日はそんなに色々語らなくてもいいだろう」と記した。 　そんな堀内氏だったが…「ただ1点あげるとするならば」と綴りはじめ、「6回裏巨人の攻撃、無死1塁の場面、バッター大城にバントさせたけど、あそこは最初から打たせてあげて欲しかったなぁと」と一言、苦言を呈している。 　しかしながら、昨季王者の阪神に2勝を挙げた巨人に「総じていいスタートを切ったということで。さて、晩酌でもしますか（笑）」と明るい調子で締めくくった。 構成●THE DIGEST編集部