耐震工事経てリニューアル「尚古集成館」が今月から営業再開 鹿児島
南日本放送
耐震工事で休館していた鹿児島市の仙巌園に隣接する尚古集成館のリニューアルが完了し、今月、開館しました。 尚古集成館は1865年に建てられた旧集成館機械工場で国の重要文化財の指定や世界文化遺産にも登録されています。おととしから耐震工事を行っていましたが内部のリニューアルを経て今月1日に再開しました。 (記者)「この扉の先は未公開のエリアでしたが、鹿児島紡績所などで使われたいた機械などが展示されています。とても大きいです」 展示は島津家誕生から明治維新、現代までの解説パネルのほか、徳川家康や豊臣秀吉からの書状の複製の展示、鹿児島県出身の上白石萌音さんがナレーションを務める戦国時代の島津家を紹介する動画などです。 (島津興業・尚古集成館 福元啓介学芸員)「歴史のポイントを解説の中にちりばめている、身近に島津家・鹿児島を感じていただけるような博物館になれば」 なお、今月1日から仙巌園、園内の御殿、尚古集成館を全て巡れるように入園料金を改定していて、大人は1600円、小中学生と高校生が800円です。
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