【宮島ボート・ルーキーS】常住蓮 奇襲はねのけイン逃げV「想定外だったけど、負けないぞと」
ボートレース宮島の「ルーキーシリーズ第19戦 第10回スカパー・JLC杯」は19日、優勝戦が行われ、1号艇の常住蓮(23=佐賀)が逃げて今年、通算ともに3回目となる優勝を飾った。 最終決戦は水面コンディションの悪化のため、安定板装着、周回短縮(2周)。3号艇・柳瀬幹太が3カドを選択。「想定外だったけど、負けないぞと。自分のスタートを行けば大丈夫と思っていた」と動じず、コンマ05のトップスタートを決めて先マイ。今節の平均STもコンマ11と、冴え渡る踏み込みをここでも発揮し押し切った。「伸びを意識して調整したら、今節で一番良かった」と快勝劇に胸を張った。 今年3月にからつで初優勝を飾ると、8月のからつで2回目、そして今回、3回目のVと順調に実績を積み重ねている。「佐賀の若手みんなで、切磋琢磨しようとなっている。これくらいじゃ、まだまだと言われる。追いつき、追い越せと思いながらやっていきたい」。SGウイナーの定松勇樹、G1ウイナーの末永和也を筆頭に、大暴れしている佐賀若手軍団の一員として、さらなる活躍を誓った。
東スポWEB