冬の使者 ツルが出水平野に今季初飛来
国内最大のツル越冬地・鹿児島県の出水平野に18日、今季初となるナベヅル7羽、クロヅル1羽、カナダヅル1羽が飛来した。昨季より1日遅い。 【写真】羽を休めたり餌をついばんだりするツル=18日午後3時20分、出水市高尾野町下水流
午後3時16分、出水市高尾野町下水流の東干拓の上空を飛んでいるのを市民が発見。県ツル保護会が第1陣の飛来を確認した。居残っていた7羽も加わり、羽を休めたり餌をついばんだりする姿が見られた。 冬の使者の訪れに、保護会は「第1陣が来てほっとした。防疫対策を徹底して、ツルが無事に越冬してほしい」と話した。 出水平野には昨季、1万2972羽が飛来し、27季連続で1万羽を超えた。
南日本新聞 | 鹿児島