年末年始をふるさとや行楽地で過ごす人たちの帰省ラッシュが２９日も続いてます。 　空の便の下りの混雑のピークは日本航空が２８日、全日空が３１日ですが、２９日も東京や大阪からのほとんどの便が満席です。鹿児島空港の、到着ロビーは朝から大きな荷物を抱えた乗客が続々と降り立ち、再会を喜んでいました。 　【男性】 「（孫に会うのが）久しぶりなもんで」 「大阪から帰ってきました。実家でお餅つきをするみたいなので、すごく楽しみにしています」　 　 　航空会社によると、この年末年始は日並びが良く、海外旅行の需要も伸びているということで、Ｕターンのピークは、１月４日の見込みです。　 　一方、県庁前では寒さの中、長蛇の列がー　 　【販売スタッフ】 「年末、正月にどうぞ。天然のミナミマグロどうですか～。」　 　お目当ては、インド洋で獲れたミナミマグロ！上トロが１００グラムあたり１６００円です。　 　漁師たちがみずから販売し、通常より３割から４割ほど安いとあって、次々に売れていきます。 　【購入者】 「２時間並んだ。きょうは刺身。中トロ（を買った）」 「正月に嫁さんの実家がこっちにあるので、両親と一緒にみんなで食べようと思います」　 　販売会は、いちき串木野市の漁師らが中心となって、海難事故で親を亡くした子供たちへの支援を目的に毎年行っていて、売上金の大半は漁船海難遺児育英会に寄付されます。