【日経新春杯・厩舎直送】4連勝での重賞V狙うヴェローチェエラ 「いずれは重賞を取っても…と思う馬」
[GⅡ日経新春杯=2025年1月19日(日曜)中京競馬場、芝2200メートル(4歳上)] 目下の勢いを重賞の舞台でぶつけたい。ヴェローチェエラ(牡4・須貝)は1勝クラスのルスツ特別から3勝クラスの比叡Sまで3連勝中。昇級戦とはいえ通算〈4・2・1・0〉と底を見せておらず、GⅡ京都新聞杯3着という実績を考えれば、期待値は十分だろう。 「中間も順調ですよ。カイバ食いがいいですし、よく汗もかけています」 榎本助手が状態の良さを告げる。大事に使われてきたことで、確実に成長。以前は輸送、蹄鉄の打ち替えの際などにうるさい面をのぞかせていたが「我の強い面は減ってきたとは思います」と証言する。 操縦性が高くて、重心が低めのブレない走り。脚を取られやすい現在の中京の傷んだ芝にも対応できそうだ。「いいローテでここまできています。2歳のときから背中が良かったですし、いずれは重賞を取っても…と思う馬ですので。前走の勝ち方も強かったですから」と同助手は初のタイトル奪取に向けて言葉に力を込めた。
東スポ競馬編集部