【日経新春杯・厩舎直送】サトノグランツは昨年4走すべて5着以内 「今年が勝負の年と思っています」
[GⅡ日経新春杯=2025年1月19日(日曜)中京競馬場、芝2200メートル(4歳上)] さらなる飛躍に向けた始動戦。GⅡ2勝(京都新聞杯&神戸新聞杯)を誇るサトノグランツ(牡5・友道)が、もう1つ上の争い(GⅠ)に向けて動き出す。 「順調にきていますよ。いい雰囲気です。大人の体になってきましたし、この馬にとって今年一年が勝負の年と思っています。今が馬体的には完成型の印象ですね」 大江助手が胸を張って言い切った。2024年は国内外で合計4走して勝ち星を挙げられなかったものの、すべて掲示板を確保。「昨年は凡走していません。恥ずかしい競馬はしていませんから」と悲観の色は見られない。 変則開催の影響を受けて馬場入り可能となった全休日の14日朝は、角馬場から栗東ウッドで調整。軽く汗を流して、15日予定の最終追いに備えた。 「1週前追いは反応が良く、集中力もありました。馬体に緩さのある馬ですから、今の中京の馬場がどうかですが、左回り自体は大丈夫ですので」と同助手。復帰初戦から勝ち負けに持ち込み、今年の大きな活躍を誓いたい。
東スポ競馬編集部