巨人・西舘勇陽 菅野を好救援 開幕から無失点のまま8ホールド目 菅野からは「ありがとう」と
◇セ・リーグ 巨人1―2阪神(2024年4月18日 甲子園) 巨人のドラフト1位ルーキー、西舘勇陽投手(22=中大)が18日の阪神戦(甲子園)で開幕から無失点のまま8ホールド目をマークした。 【写真】<神・巨>8回2死満塁、後続を断った西舘(左)は菅野の出迎えに笑顔(撮影・北條 貴史) 先発マウンドに上がった菅野智之投手(34)が1―0で迎えた8回、開幕から3戦21イニング目にして初失点。1―1の同点となり、なおも1死一、二塁とピンチが続いた場面で2番手として登板した。 いきなり打席に4番・大山という場面だったが、2球目で右飛に打ち取り、2死に。続く佐藤輝にはファウルで粘られて四球を与え2死満塁となったが、ノイジーを4球目の150キロ直球で一邪飛に打ち取り、追加点を許さなかった。 西舘は「最悪四球で出しても点数はやれない状況だったので。2死になってからは2人でどっちかでアウト1つ取れればいいなと思っていました」とピンチでの登板を振り返り、満塁となった場面については「マウンドで投げているとマイナス思考になってもしようがない。自分ができることを」とキッパリ。 花巻東時代に出場し、いい思い出がないと話していた甲子園での好投。だが、「結果、負けているので、いい思いはしていないです」とし、菅野には「ありがとうと言ってくださった」と話していた。 ▼菅野 ホントに頼もしいしね、助けてもらうこともやっぱあるんで。できればね、自分で、しっかりイニングは最後まで投げ切れるように。そこは意識してやっていけたらと思います。 ▼小林 いいピッチャーですし、強い気持ちを持ってマウンドに上がってくれた。ナイスピッチングでした。 ▼杉内投手チーフコーチ ちょっと力みもあったけどね。久しぶりの登板でね。それでもゾーン内に開き直って良く投げてくれた。期待通りのピッチングをしてくれました。