西川史礁の一本釣りには失敗するも、あくまで外野手補強にこだわる!富士大のスラッガー麦谷祐介を1位で見事交渉権獲得【オリ熱コラム2024:ドラフト指名選手一覧】
▼育成4位 寺本聖一(21歳) 外野手 右投左打 広島商業高→広島経済大 【スカウトコメント】 しっかりと振り切るスウィングで、広角に長打を量産することができるスラッガー。ハツラツとプレーする姿が魅力の選手。 ▼育成5位 田島光祐(24歳) 捕手 右投右打 龍谷大学付属平安高→信濃グランセローズ 【スカウトコメント】 二塁送球1.9秒台の強肩は安定感がある。投手の特徴を活かしたリードができ、守備の要としてチームもリードできる捕手。 ▼育成6位 乾健斗(18歳) 投手 右投右打 霞ヶ浦高 【スカウトコメント】 188センチ、88キロの恵まれた体格から投じる角度のあるストレートはマックス144キロを計測。今後の伸びしろを大きく感じさせる大型右腕。 今年は育成ドラフトで6選手を指名。特に1位の今坂は“隠し玉”とも言われているだけに、早々と支配下に昇格する可能性を秘めている。ここ数年は育成からの昇格も積極的に行われている反面、退団する選手も多いので、チャンスを生かしながら諦めずに支配下の切符を掴み取ってもらいたい。 ドラフト会議では6位の指名前に約15分間の中断というアクシデントがあったものの、豊作だった大学生を投打で1人ずつしっかり指名できたのは良かったのではないだろうか。下位も高校生1人、社会人3人とバランスよく指名している。昨年は大学生の指名がなく、同世代の紅林弘太郎はガッカリしていたが、1位の麦谷は来田涼斗とライバル関係を築いていってくれたらおもしろい。岸田オリックスにとって、彼ら若い世代がキーマンになるのは間違いないだけに、キャンプまでの仕上がりが楽しみだ。 文⚫︎THE DIGEST取材班
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