【パリ五輪バスケ】ドイツが4強一番乗り!W杯王者が盤石の試合運びでアデトクンボ擁するギリシャを下す<DUNKSHOOT>
8月6日、パリ五輪男子バスケットボールの決勝トーナメントがスタート。準々決勝1試合目はドイツ(FIBAランキング3位)とギリシャ(同14位)が対戦し、76-63でドイツが準決勝進出を果たした。 【画像】レジェンド、ノビツキーもコートサイドで母国を応援!ドイツが準決勝進出一番乗り 立ち上がりはグループAを3位で突破したギリシャが、グループBを全勝で首位通過したドイツを圧倒。開始5分強で16-4とリードを奪うと、その後もヤニス・アデトクンボのアリウ-プが飛び出すなど21-11で第1クォーターを終えた。 それでも、W杯王者のドイツは司令塔のデニス・シュルーダーを中心に冷静に反撃。確実なリバウンド奪取から徐々に点差を詰めると、前半の最後にはシュルーダーからダニエル・タイスのアリウ-プが決まって36-36の同点に。第2クォーターは25-15と大きく上回って折り返した。 勢いに乗るドイツは後半、シュルーダーの3ポイントでこの試合初のリードを奪う。その後一度逆転を許したものの、第3クォーター中盤の12-3のランですぐさまリードを奪い返し、59-52の7点差で第4クォーターへ。 終盤もドイツは盤石の試合運びを披露。試合が進むにつれて攻撃がアデトクンボ頼みになるギリシャを尻目に、バランス良く得点を積み重ね、残り1分51秒にはシュルーダーが15点差に広げるディープスリーを沈めて勝負ありとなった。 7度目のオリンピックで初の4強入りを果たしたドイツはフランツ・ヴァグナーが18得点、3スティール、シュルーダーが13得点、8アシストでチームを牽引。今季からBリーグの群馬クレインサンダーズでプレーするヨハネス・ティーマンが10得点、6リバウンド、イザック・ボンガが9得点、6リバウンドとベンチ陣の攻守にわたる働きも光った。 準決勝ではこのあと(日本時間7日01:00)に行なわれるカナダvsフランスの勝者と対戦する。 一方、4大会ぶりの五輪出場となったギリシャは後半わずか27得点と失速。大黒柱のアデトクンボがゲームハイの22得点をあげるも、チーム力でドイツに軍配が上がった。 構成●ダンクシュート編集部
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