アバルト695に世界限定1368台の生誕75周年記念モデル登場 台数の由来はエンジン
日本への導入は未定
2024年で生誕75周年を迎えたアバルト。それを祝して設定されたのが、「アバルト695 75周年記念モデル」だ。排気量にちなんで1368台の限定販売となる。 【写真45枚】2024年に生誕75周年を迎えたイタリアの名門ブランド、アバルトから登場した記念モデル、「アバルト695 75周年記念モデル」の詳細画像をチェック ◆ブラックのボディにゴールドの挿し色 エクステリアで目を惹くのは、ブラックのボディ・カラーにとサイドに配された金色のアバルト・ロゴ。さらに、ルーフにはゴールドのサソリがあしらわれ、17インチのアルミホイールもゴールドでペイントされている。 ◆インテリアも特別 ブラックを基調としたインテリアは、アバルトのロゴが入ったサベルト製のカーボン製シェルのシートを備え、アルカンターラの加飾が施されている。そのつくりは特徴的で、ひと目で特別なモデルであるのが分かる。 コネクティビティなどの装備も充実していて「Mopar Connect」(モパー・コネクト)機能が採用され、Apple CarPlayとAndroid Autoのスマホ接続に対応。さらに、オートエアコン、Beats(ビーツ)製のーディオ、ナビゲーション、DABラジオ、7インチのTFTデジタルディスプレイが備わる。 ◆182psの1.4リッター直4ターボ 搭載されるパワーユニットは1368cc直列4気筒ターボの1.4 T-Jet エンジン。75周年記念車はこのエンジンへのリスペクトから設定されたという。先述したように今回の販売台数となる1368台はこのエンジンの排気量である1368ccに由来する。ギャレット製GT1446ターボで過給され、3000 rpmで182ps (180hp)の最高出力と250Nmの最大トルクを発生。0-100km/h加速は6.7秒でクリアし、最高速は225km/hに達する。 藍まわりは、直径305mmで厚さ28mmのベンチレーテッド・ディスクを備えた高性能ブレーキ・システムをはじめ、オランダの名門であるKONI(コニ)製のFSDショックアブソーバー、アバルトではお馴染みのレコード・モンツァ・エグゾーストを装備する。 なお、発売の有無などアバルトの熱烈なファンも多い日本市場への導入については明らかにされていない。 文=塚田勝弘 (ENGINE WEBオリジナル)
ENGINE編集部