「生地の浜を元気づけ鯛」 モニュメント復活 くろべ漁協、魚の駅20周年
くろべ漁協(黒部市)は11日、直営店「魚の駅生地」創業20周年を記念し、「鯛(たい)のモニュメント」を復活させると発表した。かつて祭りなどで使われていたが、骨組みのみ残されていた。浜に元気を取り戻し、魚食普及を願うシンボルとして再生し、魚の駅に常設する。 ●10月10日に除幕 十数年前まで鯛を描いたあんどんとして生地の海上花火大会漁船パレードの先頭を飾っていた。金属製骨組みだけが漁協倉庫に保管されており、常設モニュメントに作り直す。高さ3メートル、幅5メートルとなる。10月10日に除幕し、同13日には魚の駅、魚市場の両会場で創業記念感謝祭を催す。 ベニズワイガニ、干物などの返礼品を用意し、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」で5日まで協賛金を募る。「地域を元気づけ鯛(たい)」と銘打ち、魚のさばき方教室など魚食推進活動にも充てる。