「ここは何もかもクソ」→キャリア初のハット→「謝りたい。事故だ。ウォルバーハンプトンは良い街」チェルシーFWがウルブス戦で数奇な大活躍
マレスカ新監督は何を語った?
現地時間8月25日に開催されたプレミアリーグの第2節で、チェルシーはウォルバーハンプトンと敵地で対戦。ノニ・マドゥエケがキャリア初のハットトリックを達成する活躍を見せ、6-2で大勝した。 【画像】ネット上で拡散されているマドゥエケの問題投稿 この一戦で、マドゥエケは主役になった一方で、ボールを触る度に敵サポーターからブーイングを浴びていた。というのも、彼は試合前にインスタグラムのストーリーで、ウォルバーハンプトンの位置情報を共有したうえで、「ここは何もかもクソだ」と強烈なメッセージを発信していたのだ。 ただ、攻撃する意図はなかったようで、22歳のイングランド人FWは試合後に謝罪。英メディア『90min』によれば、「傷つけたかもしれないみんなに謝りたい」と切り出し、「人為的なミスであり、事故なんだ。僕のソーシャルサイトにあんな風に載せるつもりはなかった」と釈明した。 「ウォルバーハンプトンは良い街に違いないし、申し訳ないと思っている。あれは間違いだったし、そういうことから学ぶものだ。あんな出来事が二度と起こらないよう願うよ。ブーイングに関しては予想していた。これも試合の一部だ。ああいうプレッシャーの中でプレーできなければならない」 また、今夏に就任したエンツォ・マレスカ新監督もこの話題に言及。自身の考えを次のように明かした。 「私は人を信じるタイプだ。何が正しくて何が正しくないのか判断できるほど、人は十分に成熟している。ノニは自分の行動が正しかったか、そうでなかったか分かっているはずだ。 試合前のノニの投稿については知らなかったよ。私はノニのパフォーマンスならジャッジできる。素晴らしかったよ。初日から『彼は私が本当に好きなタイプのウィンガーだ』と言っていたからね。一番良かったのはハットトリックではなく、相手のカウンターアタックをディフェンスした部分だ。選手たちに要求している正しいメンタリティを示してくれた」 マドゥエケがどこまで本心で「ウォルバーハンプトンは良い街」と言っているのかは分からない。だが、今回のハットトリックですこぶる縁起の良い街になったことは間違いなさそうだ。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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