西武育成6位の福尾遥真「日本を代表する遊撃手になりたい」 堅実な守備とミート力が持ち味
プロ野球のドラフト会議で西武から育成6位指名を受けた福島県の学法石川高3年で内野手の福尾遥真(18)は8日、同校を訪れた球団スカウトから指名あいさつを受けた。福尾は「プロ野球のスタートラインに立てたと感じる。日本を代表する遊撃手になりたい」と抱負を語った。 福尾は千葉県出身で身長181センチ、体重77キロの右投げ左打ちの内野手。懐が深い堅実な守備とミート力が持ち味。指名あいさつには西武の水沢英樹球団本部スカウト・育成グループアマ担当が訪れ、福尾に西口文也監督のサイン色紙を手渡した。 水沢氏は「動きに無駄がない美しい守備に引かれた。人気の出そうな好青年で、4、5年かけてレギュラーの座をつかんでほしい」と期待した。福尾は「まずは一日でも早い支配下登録を目指す。食事を増やして体をつくり、プロ入りの準備を進めたい」と強調した。 同席した同校の佐々木順一朗監督は「プロでは要求される水準が高くなる。努力を続けて力をつけてほしい」とエールを送った。
福島民友新聞社