地域航空4社団体、認知度向上へ初の合同PR 伊丹空港で10/12
国内の地方路線を担う航空4社で構成する業界団体「リージョナル航空・地方空港振興協議会」は9月30日、設立後初の合同PRイベントを10月12日に伊丹空港で開催すると発表した。フジドリームエアラインズ(FDA/JH)とアイベックスエアラインズ(IBEX、IBX/FW)、ANAホールディングス(ANAHD、9202)傘下のANAウイングス(AKX/EH)、日本航空(JAL/JL、9201)の子会社ジェイエア(JAR/XM)の4社で、イベントを通じ認知度向上を図る。 PRイベント「地域を結ぶエアラインフェスタ」では、各社のオリジナルグッズや就航地の銘品を販売する物販コーナー、各社のパイロットや客室乗務員の子ども向け制服体験、航空教室、各社のドリンク試飲会、各社のオリジナルグッズなど当たるガラポン抽選会を実施する。 会場は伊丹空港北ターミナル2階のJALグローバルクラブカウンター横で、ジェイエアが開催する「ITAMI空の市」と同位置で開催する。午前10時から午後4時まで。入場無料。 同振興協議会は2020年9月20日に「リージョナル航空協議会」として設立。地域航空4社のほか、空港ビル事業者、グランドハンドリング会社、保安検査会社、バス会社、地方公共団体などが参画する。これまではおもに、国に対し地域航空への支援拡充の要望活動やシンポジウムの開催などに取り組んでいた。初となる今回の一般向けイベントを通じ、地域航空事業の社会的認知向上を図りたい考え。
Yusuke KOHASE