「神も仏もないような時代になった…」神社で屋根の銅版が大量盗難 2カ所で計200万円の被害
山梨県の笛吹市と中央市の2つの神社で屋根の銅板が大量に盗まれていたことが分かりました。 被害総額は合わせておよそ200万円に上ります。 【写真を見る】「神も仏もないような時代になった…」神社で屋根の銅版が大量盗難 2カ所で計200万円の被害 山道を上ることおよそ10分…。 人目に付かない山奥の神社で事件は起きました。 浅川博仁記者: 「笛吹市八代町の神社です。こちらの屋根に使われていた銅板が大量に盗まれました。あたりには盗られたとみられる銅が散らばっています」 今月17日神社の屋根の銅板が大量になくなっていることに近隣住民などが気がつきました。 管理者は: 「こういうの(銅の破片)がたくさん落ちていたので、おかしいなと思って屋根を見たら屋根材が盗られていた」 管理者によりますと、盗まれたのは今年4月から今月17日までの間とみられていて被害額はおよそ120万円に上ります。 管理者は: 「ひどいことするなと思って。そうでなくても下の方が腐りかけて来ちゃったから、こっちも補修しなきゃならないと思っていた時に、またこんなことになっちゃって…」 さらに… 羽田明莉記者: 「こちら被害に遭った神社なのですが、拝殿を通り抜けた裏側にある、人目に付きにくい屋根の銅板だけが盗まれたということです」 中央市関原の神社でも、9月上旬に屋根の銅板が盗まれる被害が発覚しました。 管理者によりますと被害額はおよそ80万円に上っていて、被害を受け、屋根を盗まれにくい別の素材に張り替えたということです。 管理者は: 「神も仏もないような時代になったと思って寂しい。一生懸命守っているものを泥棒がとっていってしまう」 どちらの神社も被害を確認したあと、すぐに被害届を提出。 警察が窃盗事件として捜査しています。
テレビ山梨