自転車で「酒気帯び運転」疑い、山口県で初摘発…呼気検査で基準値超えるアルコール分
山口県警は6日、自転車で酒気帯び運転をしたとして、1人を道路交通法違反容疑で摘発したことを明らかにした。自転車の酒気帯び運転が処罰対象となった1日の改正道交法施行以降、摘発されるのは県内で初めて。 【グラフ】飲酒運転への危険運転致死傷罪、10年で摘発倍増
県警によると、3日夕に同県防府市の路上を自転車で走行していた1人を巡回中の防府署員が職務質問し、呼気検査で基準値を超えるアルコール分が検出された。
自転車は正常な運転ができない恐れがある「酒酔い運転」のみ罰則の対象だったが、改正道交法で酒気帯び運転(呼気1リットルあたり0・15ミリ・グラム以上のアルコール)も「3年以下の懲役または50万円以下の罰金」となった。走行中にスマートフォンを使う「ながら運転」も罰則が強化された。