『ぷよぷよテトリス』10周年。落ちものパズルのツートップ『ぷよぷよ』『テトリス』が夢の対決。“ぷよ”と“テトリミノ”が混ざる“ぷよテトミックス”にビックリ【今日は何の日?】
文:カワチ 落ち物パズルの王道『ぷよぷよ』と『テトリス』が夢のコラボ! 2014年(平成26年)2月6日は、Wii U、ニンテンドー3DS、プレイステーション3(PS3)、プレイステーション Vita用ソフト『ぷよぷよテトリス』がセガから発売された日。本日で10周年の節目を迎えました。なお、その後の2014年12月4日にはプレイステーション4(PS4)、Xbox One版も発売されました。 【記事の画像(7枚)】を見る 本作は『ぷよぷよ』と『テトリス』というふたつの落ち物パズルゲームのコラボ作品。『テトリス』は1984年、『ぷよぷよ』は1991年に登場したタイトルで、落ち物パズルといえばこのふたつを真っ先に思い浮かべる方は多いのではないでしょうか。かく言う筆者もそうで、それゆえにコラボが発表された当時は衝撃でした。 複雑なライセンス関係を持つ『ぷよぷよ』と『テトリス』、実現にはおそらくさまざまなハードルがあったと思われます。本作は『テトリス』シリーズ生誕30周年の記念作品にもなっており、そのタイミングだからこそ実現したのかもしれません。なお、セガが家庭用ゲーム機向けに『テトリス』作品をリリースするのは『セガエイジス2500シリーズ Vol.28 テトリスコレクション』(PS2)以来でした。 『ぷよぷよ』と『テトリス』のルールに則って戦うことができるのはもちろん、“ぷよテトミックス”という両方を混ぜたルールも存在。ぷよを消して連鎖をしたり、テトリミノを横一列並べてラインを消したりすることでおじゃまブロックを送ることができました。どちらのタイトルでもすぐにテンパっていた筆者は、頭がこんがらがって笑ってしまいました。 また、一定時間ごとに『ぷよぷよ』と『テトリス』のフィールドが交互に入れ替わる“スワップ”も。メインで操作していないフィールドがサブ画面として表示され、状況によって『ぷよぷよ』と『テトリス』の同時攻撃もできるので戦略性も高かったです。 対戦が盛り上がる本作ですが、ひとり用のモードである“アドベンチャー”も見逃せません。『ぷよぷよ』側は初代『ぷよぷよ』や『ぷよぷよフィーバー』、『ぷよぷよ7』の人気キャラクターが多数登場しますし、『テトリス』側も本作のために作られた新キャラクターたちが登場。各テトリミノをモチーフにしたデザインで、魅力的な人物ばかりでした。とくにイタズラ好きな双子のジェイ&エルは印象に残るキャラクターでしたね。 2019年には対戦に特化した『ぷよぷよeスポーツ』が発売され、2020年には続編の『ぷよぷよテトリス2』が発売。eスポーツの競技としても盛り上がっており、女性VTuberグループ“ホロライブ”の大会なども大きな話題になりました。 『ぷよぷよテトリス2』は2022年に新価格に改定した『ぷよぷよテトリス2 スペシャルプライス』が発売され手に取りやすくなっているので、ぜひ遊んでみてくださいね。
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