【ソフトバンク】小久保監督が称賛した山川穂高の一打「ゲッツーでも仕方ないという割り切り」
ソフトバンクは11日のヤクルト戦(みずほペイペイ)に4―2の逆転勝ちで、貯金を今季最多タイの21とした。2点を追う7回、それまで苦戦していた相手先発・吉村を攻略して同点に追いつくと、中村晃の2点適時打で試合を決めた。 鮮やかな終盤の逆転劇。ただ、打線は6回まで3イニング連続の併殺で反撃のチャンスを潰していた。試合後、小久保監督は「本来なら3イニング連続ゲッツーになっていて、なかなか振るのも躊躇する。フライを打てる高めを待ったりするんですけど、各人が勇気を持っていった結果」と、試合を振り出しに戻した上位打線の4連打をたたえた。 とりわけ無死一、二塁から中前への適時打で1点目を叩き出した山川には「(初球の)ファーストストライク、あの勇気。〝ゲッツーでも仕方ない〟という割り切りと勇気があって振りにいっているので」と、4番の肝の据わった打席を高く評価。中村晃の殊勲打とともに、価値ある一打だった。
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