日本代表、インドネシア戦予想スタメン全選手紹介。上田綺世や谷口彰悟の穴を埋めるのは?
ST:鎌田大地
生年月日:1996年8月5日(28歳) 所属クラブ:クリスタル・パレス(イングランド) 24/25リーグ戦成績:11試合0得点 日本代表通算成績:36試合8得点 今回招集された27名のうち、合流が最も遅かったのが久保建英だ。そのため、インドネシア戦では鎌田大地がシャドーの位置で起用される可能性がある。 10月15日に行われたオーストラリア代表戦では70分からの途中出場だったが、その前のサウジアラビア代表戦ではゴールを決める活躍でチームを勝利に導いた。得点の他にもパス成功率では91%の精度を示しており、安定感のあるプレーを見せた。 右ウイングバックには堂安律が入ると見られるが、鎌田は久保ほど頻繁にサイドに流れてプレーすることはないだろう。その代わり、真ん中で違いを作れる選手だ。バイタルエリアからシュートを打つスキルもあり、久保とは異なる個性で勝負ができる。 インドネシアは5バックで守りを固めることが予想され、鎌田の特長はそういった状況を打開できる重要な武器になるはずだ。
ST:南野拓実
生年月日:1995年1月16日(29歳) 所属クラブ:モナコ(フランス) 24/25リーグ戦成績:10試合1得点 日本代表通算成績:63試合23得点 クラブでも好調を維持する南野拓実は、3次予選が始まってから全4試合で先発起用されている。第1節の中国代表戦以降はゴールから遠ざかっているが、得点以外の貢献度も高い。 たとえば現地時間10月10日に行われたサウジアラビア代表戦では、上田綺世に決定機を演出した。前半アディショナルタイム、板倉滉から縦パスを受けた南野は、ワンタッチで横に流す。それを受けた上田が反転してペナルティエリア手前から力強いシュートを放ったが、これは相手GKのファインセーブにあった。 スコア上に動きはなかったが、チャンスメイカーとしての南野の実力を証明するには十分なシーンだっただろう。インドネシアのDFラインには帰化選手としてUEFAチャンピオンズリーグ(CL)経験者のDFケヴィン・ダイクスが名を連ねる可能性があるが、今の南野ならばどんな厳しいマークもかいくぐれる期待感がある。