(写真左より)群馬クレインサンダーズ・八村阿蓮、辻直人、広島ドラゴンフライズ・中村拓人、三谷桂司朗

7月1日、『B.LEAGUE 2024-25 SEASON タイトルパートナー決定及び開幕カード発表会見』が行われた。りそなホールディングスがタイトルパートナーに就任し、今年10月から始まる新シーズンの公式タイトルを『りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 SEASON』とすることが発表された。登壇したBリーグ・島田慎二チェアマンとりそなホールディングス・南昌宏社長は次のように喜びを語った。 【PHOTO】記者会見の模様 島田チェアマン「2016年開幕したBリーグは少しずつ成長し、コロナがあり非常に厳しい3年半があったが、クラブの努力とみなさんのご協力、昨年の日本代表の活躍もあり、2023-24シーズンは大きな飛躍となった。先週5年後の中長期発表を行われ、未来に向けて歩み出したところ。そんな私どもに心強いパートナーが現れた。りそなグループ様とともに事業成長、地域創生をしていきたい」 南社長「躍進目覚ましいBリーグ様と新しい挑戦ができることを大変うれしく思う。Bリーグ、島田チェアマンの志、戦略性の高さ、実行力、行動力に共感したのがひとつ。共通項はともに挑戦、変革、地域への貢献はいささかも変わらないと思い、島田チェアマンと話してウィンウィンの関係になれると確信した。りそうグループも昨年20周年の節目を迎え、ギアチェンジの年にBリーグ様との新たなご縁で新たな挑戦をしたい」 また同日『りそなグループ B.LEAGUE 2024-25』開幕戦のカードが決定。10月3日(木)・オープンハウスアリーナ太田にて群馬クレインサンダーズ×広島ドラゴンフライズを“先出し開幕”として開催することを発表した。島田チェアマンは群馬×広島を先出し開幕戦に選出した理由をこう明かした。 「やはり夢のアリーナでやりたいと大きな方向としてあり、アリーナができ盛り上がっている群馬でやりたい。チャンピオンになった広島と夢のアリーナでやるのは面白いカードだと思い決定させてもらった」 記者会見には群馬の辻直人と八村阿蓮、広島の中村拓人と三谷桂司朗が登場、まず昨季を振り返った。 辻「目標は達成できなかったのが一番悔しい。移籍一年目でなかなか納得いくプレーを続けられなかったのが悔しいシーズン」 八村「辻さんが言った通り目標を達成できなかったのが一番悔しいが、僕自身群馬のバスケ熱が根付いていると感じている。その熱を感じながら、ファンのみんなに感謝しつつワンチームで目標を達成したい」 中村「本当に昨季目指したことを結果に現れて本当に良かった。序盤は苦しい時期もあったが、色んなことを乗り越えて最後チーム一丸となっていい形でシーズン終えられて良かった」 三谷「自分はシーズン途中からの合流だったが、『CS』や『ファイナル』で勝つという貴重な経験をさせてもらったので、来季は開幕からギア全開で広島のバスケットを前面に出してがんばりたい」 4選手は今季の目標をフリップに書き、意気込みを口にした。 八村「『CS出場』。チームとして、個人としても『CS』に出ていないので、昨季の『CS』を見て、レベルが高いところでプレーできるので、『CS』に出たい気持ちが強い。プレーオフはレギュラーシーズンとは全く違うので、個人の一番の目標」 辻「『遂行!』アップダウンが激しかったので、シーズンを通してやるべきことをやるのが大事。監督が変わるので、監督のシステムを40分間遂行できるか。遂行できればドラゴンフライズのような結果を出せると思う」 中村「『西地区優勝』。昨季『CS』で優勝で終われたが、まだまだクラブとしてもこれからのクラブだと思っている。西地区優勝を達成できていないので、今季こそ優勝したいと思う。本当に強豪揃いの地区だと思うが、優勝したい。昨季同様にチームワーク、団結することが大事。メンバーも大きく変わらないので継続してやっていきたい」 三谷「『全試合出場』。昨季途中合流だったがBリーグのタフさを感じたので、コンディションを調整し、全試合戦いたい。食事や睡眠はもちろん、大学の時の足の手術をしてから、アップのところから選手の責任を持ってていねいにやっていきたい」 中村は昨季まで指揮したカイル・ミリングHCとの開幕戦での再会を楽しみにしていた。 「昨季一緒にやっていたミリングHCは面白いバスケットをする監督だと思っていた。僕らと違うことやってくるかもしれないが、昨季一緒にやってきたからこそわかることもあると思うので、開幕戦でやるのが楽しみ」 『りそなグループ B1リーグ 2024-25』開幕戦のカードは以下の通り。仙台×横浜BC・カメイアリーナ仙台、茨城×三河・アダストリアみとアリーナ、群馬×広島・オープンハウスアリーナ太田、千葉J×宇都宮・LaLa arena TOKYO-BAY、A東京×越谷・代々木競技場 第一体育館、川崎×秋田・川崎市とどろきアリーナ、FE名古屋×名古屋D・名古屋市稲永スポーツセンター、滋賀×大阪・滋賀ダイハツアリーナ、京都×佐賀・島津アリーナ京都、島根×北海道・松江市総合体育館、長崎×SR渋谷・ハピネスアリーナ、琉球×三遠・沖縄アリーナ。群馬×広島は10月3日(木)・5日(土)、長崎×SR渋谷は10月4日(金)・5日(土)ティブオフ。そのほかのカードは10月5日(土)・6日(日)開催。