「私ならPGAとLIVを15分で1つにまとめられる」トランプ大統領の発言は現実となるか?
先日の選挙で第47代アメリカ合衆国大統領就任を確実にしたドナルド・トランプ氏の“大口”は止まらない? ジョン・ラーム ドライバー正面連続写真
カマラ・ハリス候補との勝敗が確定したとき、「これは誰も見たことがない歴史的な政治的出来事だ」と語ったトランプ氏。国境に壁の建設、中国などに対する関税の引き上げ、戦争を即時終わらせるなど彼が選挙中に約束したことは多いが、「アメリカを再び偉大な国にするため、有言実行で約束は必ず果たす」とも語っている。 選挙期間中、同氏はゴルフについても語ったことがある。彼がポッドキャスト番組の『レッツゴー!』内で、「PGAツアーとLIVゴルフは一緒になれると私は思う。私だったらその合意を15分間でまとめることができる」と言い放った。 「現在は多くのツアーがあるが、ツアーは1つであるべきだと私は思っている。LIVゴルフには素晴らしい偉大な選手がいる。彼らとPGAツアープレーヤーが一堂に会して競うのは素晴らしい。これまで何人ものLIVゴルファーがPGAツアーから除外されてきたが、彼らは自分たちの判断に満足している。何人かの選手と話してわかったことだが、彼らはLIVに満足している。だから難しいかもしれないが、私なら一緒にできる」とトランプ氏。 ニューヨークにあるトランプタワーができたとき、最初の住人の1人がサウジアラビアの王族だった。以来、サウジとは親しい関係を保ち、LIVの大会に自身が所有するコースを提供している。一方で、PGAツアー内で大きな影響力を持つT・ウッズに大統領自由勲章を与え、ある意味で“恩を売って”いる。 あるいはトランプが大統領に就任すれば、昨年6月の大枠合意以来、遅々として進まない交渉になんらかの進展があるのかもしれない。 とはいえ、同番組内の締めでは「大統領に就任したらほかにやるべきことはたくさんある」とも発言。やはりトランプ氏お得意の“思い付き発言”なのだろうか……。 ※週刊ゴルフダイジェスト11月26日号バック9より
週刊ゴルフダイジェスト
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