ネタニヤフ氏が入国したら「逮捕しなければならない」 イタリア国防相
【AFP=時事】国際刑事裁判所(ICC)がイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相に逮捕状を出したのを受け、イタリアのグイド・クロセット国防相は21日、同国にはネタニヤフが訪問した場合、逮捕する義務があると述べた。 【写真】イスラエル、テロ犯罪者家族を国外追放へ 「ガザ送り」か これに先立ちICCは同日、ネタニヤフ氏とイスラエルのヨアブ・ガラント前国防相、ハマス軍事部門トップのムハンマド・デイフ氏に逮捕状を出した。 クロセット氏は国営イタリア放送協会(RAI)のトーク番組「Porta a Porta」で、ICCがネタニヤフ・ガラント両氏とハマスを同列に扱うのは「間違っている」との認識を示した。 一方で、イタリアにはICC加盟国としてICCの逮捕状を執行する義務があるとして、ネタニヤフ氏またはガラント氏が入国した場合、「逮捕しなければならない」と述べ、これは政治的な判断ではないと付け加えた。【翻訳編集】 AFPBB News