中国南部で豪雨続き、土砂崩れや河川の増水相次ぐ 南西部の川で警戒水位3メートル超
中国南部で数日間豪雨が続き、鉄砲水や土砂崩れが相次ぎ発生し、地元当局は緊急対応に追われている。増水した河川がさらに氾濫し、何百万人もの市民生活に支障をきたす恐れがある。 中国では今年、洪水が多発するシーズンが例年より早く始まった。沿岸部の広東省と福建省では豪雨や土砂崩れで既に少なくとも9人が死亡、数人が行方不明となっている。 また政府系英字紙によると、南西部・広西チワン族自治区桂林市を流れる主要河川が警戒水位を3.61メートル超えたため、洪水警報で最高レベルの「赤」警報が発令された。