“小さな世界で折り重なっていく、穏やかでたまに窮屈な、私だけの時間。” 第24回東京フィルメックス正式出品作 映画『うってつけの日』24年11月公開
第24回東京フィルメックスに正式出品された、岩﨑敢志監督による初長編映画『うってつけの日』が公開される。この度、本作の予告映像、メインビジュアルが公開された。 本作は、フリーランスで音響の仕事をしている琴と、フィリピンから一時帰国した元恋人の昭一が、かつて一緒に暮らした団地の一室を片付ける5日間の物語。 監督を務めるのは第43回ぴあフィルムフェスティバルで審査員特別賞を受賞した『転回』や、宮崎大祐監督、山西竜矢監督と名を連ねたオムニバス映画『テン・ストーリーズ』での3篇などでこれまで高い評価を得てきた岩﨑敢志。本作も、昨年の東京フィルメックスで2021年から新設された、日本映画のなかから選りすぐりの作品を紹介する【メイド・イン・ジャパン部門】に選出された。 主人公の琴を演じるのは、高橋伴明監督『赤い玉、』でキネマ旬報ベストテンの新人女優賞第7位に選出されたほか、工藤梨穂監督『オーファンズ・ブルース』、第74回ベルリン国際映画祭ベルリナーレ・スペシャル部門に正式出品された『オーガスト・マイ・ヘヴン』などで知られる村上由規乃。 この度公開された予告映像では、撮影現場で働く琴の姿や2人が過ごす5日間の一部、そしてあることをきっかけに琴のこれまでの生活に変化が訪れる様子が捉えられている。 映画『うってつけの日』は、2024年11月30日(土)よりシアター・イメージフォーラムにて2週間限定ロードショー、以降全国順次公開。
otocoto編集部