仏オークス制覇翌日に10億円で所有権半分を売却!スパークリングプレンティは凱旋門賞参戦も
16日の仏オークスを制したスパークリングプレンティ(牝3、P・コティエ、父キングマン)がレース翌日の17日、ロンドン(英国)のケンジントン宮殿で行われたゴフス社の「ゴフス・ロンドン・セール」に上場された。 活発な競りの結果、一度は810万ポンド(約16億円)で落札されたが、現在のオーナーが落札したこと(買い戻ししたこと)が判明し、協議の末、新たに500万ポンド(約10億円)で所有権の半分が売却された。 新たに共有オーナーとなったのはアルシャカブレーシング(カタール)。アルシャカブの代理人は「彼女は同じ調教師と同じチームに所属します。調教師はナッソーS、オペラ賞(凱旋門賞と同日の牝馬限定G1)か、もしかしたら、凱旋門賞を目標にするでしょう。仏1000ギニーも勝てるレースでした。あのレースは不運でしたが、すごい時計が出ていましたから。馬体を気に入っていますし、まだまだ良くなります。サンドリンガム(前哨戦のG3)も楽々と勝っていました。素晴らしい血統背景と偉大な種牡馬の産駒で、すべてがいい。ジョアン殿下は彼女を手に入れて喜んでいます」とコメントしている。 ゴフス社のニュースリリースによると、スパークリングプレンティの競りには、アモレーシング(キングオブスティールの馬主)、エマニュエル・ド・セルー氏(日本と関係の深いナーヴィックインターナショナル代表)などが参加していたとみられる。 スパークリングプレンティは父キングマン、母の父フランケルという血統。おば(母の半姉)が仏オークス馬スタセリタ。近親に日本のオークス馬ソウルスターリング、2冠牝馬スターズオンアースなどがいる。